男性2人に路上で暴行を複数回加え、土下座をさせたうえ、男性の顔面を蹴ったとして、中国国籍の男が逮捕されました。

傷害と強要の疑いで逮捕されたのは、中国国籍で広島県大竹市に住む会社員の男(30)です。

警察によりますと、男は3月22日午前0時10分ころから約30分間にわたり、大竹市新町1丁目の路上で会社員の男性(35)と別の会社員の男性(26)に対して、両肩をつかんで引きずり倒したり、顔面を平手打ちしたりしたうえで「土下座せえ」と強要。さらに土下座させた男性(26)の顔面を蹴るなど、それぞれにけがをさせた疑いが持たれています。

警察の調べに対して男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

現場は飲食店前の路上で、被害男性2人は知人同士ですが、男とは面識はなく、飲食店で居合わせた客同士だったということです。

警察は店内で起きた何らかのトラブルが発端とみて、事件のいきさつを調べています。