Katya Golubkova

[東京 15日 ロイター] - アジア時間の原油先物価格は上昇している。カナダの主要オイルサンド近くでの山火事や、この日発表される週間統計で米原油・ガソリン在庫の減少が予想されていることが要因。

0016GMT(日本時間午前9時16分)までに、北海ブレント先物は0.34ドル(0.4%)高の1バレル=82.71ドル、米WTI先物は0.38ドル(0.5%)高の78.39ドル。

カナダでは大規模な山火事が発生し、オイルサンド産業の中心地であるフォート・マクマレーに迫っている。

市場筋によると、米石油協会(API)の週間在庫統計(5月10日終了週)では原油とガソリンの在庫が減少した。

ANZリサーチは「米石油在庫が減少するとの見方が原油相場を下支えする」と指摘した。