(ウエスタン・リーグ、阪神ーくふうハヤテ、3日、甲子園)左ひじなどの手術から復活を目指す育成の阪神・高橋遥人投手(28)が先発し、1イニングを投げて1安打無失点だった。

立ち上がりの一回、先頭のB・バスケスをカウント0−2から147キロ直球で空振り三振に斬ってスタート。続く仲村を一塁ゴロに仕留めて2死とした後、3番の宜保にはストレートの四球を与えて走者を出した。さらに4番の西川には中前にはじき返され、2死一、二塁とピンチを招いた。しかし5番のY・バスケスをカウント0−2と追い込んでから内角スライダーで空振り三振を奪ってゼロに抑えた。2021年11月6日の巨人とのクライマックス・シリーズ第1戦での先発以来、実に2年半ぶりとなった甲子園のマウンドで結果を出した左腕。復活への足掛かりとしたい。