五感で味わう新感覚の芸術体験……ヨックモックのポップアップショップ「クッキーのアトリエ」に行ってみた!

スウェーデンの北部・森と湖に囲まれた⼩さな町「JOKKMOKK」が、ブランド名の由来になっているヨックモック。今年の8月8日でなんと設立55周年を迎えるそう。長きに渡って愛され続ける美味しさの秘密は、このスウェーデンにある町のような優しさや素朴さ、そして温かさが、お菓子にたっぷり詰まっているからかもしれませんね。

さて、そんなヨックモックですが、これからもより一層、世界中の⼈を笑顔にするプレミアムクッキーブランドへと進化していくために、以前ご紹介した6つの企画が続々と始動しているのだとか……。今回は、5月17日(金)〜6月6日(木)の期間限定で原宿・表参道にオープンしている「クッキーのアトリエ」を訪れました。

まるで美術館のようなポップアップショップ

5月17日(金)〜6月6日(木)の期間限定で原宿・表参道にオープンしている「クッキーのアトリエ」

こちらが現在開催中のポップアップショップ「クッキーのアトリエ」です。外観にもあしらわれているのは、アートエージェンシー「ヘラルボニー」の小林覚さんが今回のために描き下ろしたオリジナル作品。もちろん内装にもこの作品が随所にあしらわれているのですが、お店に入る前から既に世界観がしっかり伝わってきてワクワクします!2階に灯る丸い照明の数々も幻想的ですね。

入店するとすぐ目に入る、小林さんの作品の原画

入店するとすぐ目に入る、小林さんの作品の原画。これらの作品には、なんと文字が隠れています。ヨックモック55周年のテーマ、「クッキーのアトリエ」のコンセプトそれぞれの文字をぜひ探してみてください!

焼きたてクッキーの香ばしい匂いが店内にふんわりと漂っていて、癒やされる

1階部分が販売スペースとなっているようです。焼きたてクッキーの香ばしい匂いが店内にふんわりと漂っていて、癒やされる……。色鮮やかなクッキーパレットも見ていて楽しい気持ちにさせてくれます。嗅覚的にも、視覚的にもうっとり。

ここに並ぶクッキーパレット3種についてはテイクアウトも可能

2階にイートインスペースがあるため、注文してそのまま食べていけるのが嬉しいですね!ここに並ぶクッキーパレット3種についてはテイクアウトも可能なので、お土産用・ピクニック用に買っていくのもいいでしょう。

、「クッキーのアトリエ」と書かれた柱が鏡になっているのもお洒落。映り込みを活用して、SNSに投稿したくなる記念写真を撮ってみては!?

2階に上がってきました。先ほど外観で見えた丸い照明が可愛らしい。窓も大きくて、外からの光が差し込んでくるため、気持ちいいです。クッキーを綺麗に撮影するのにもぴったりな空間だと思いました。

また、「クッキーのアトリエ」と書かれた柱が鏡になっているのもお洒落。映り込みを活用して、SNSに投稿したくなる記念写真を撮ってみては!?

小林さんの作品をもっと感じたい人には、大きなウォールアートが目の前に広がる席もおすすめ

小林さんの作品をもっと感じたい人には、大きなウォールアートが目の前に広がる席もおすすめ。

クッキーパレットほか、イートイン限定メニューを実食!

クッキーパレットほか、イートイン限定メニューを実食!

1階で販売されていたクッキーパレット3種のほか、イートイン限定で楽しめる2種のクッキーを楽しんできました。初夏らしい爽やかなドリンクも用意されていたので、ここでは「ハイビスカス&ローズヒップティー」をペアリングしています。

クッキーパレット3種

二層の食感の異なる生地を重ねている

二層の食感の異なる生地を重ねているということで、断面のチェックから!色の濃淡でしっかり2層構造が分かりやすくなっていますね。

ルージュ(トマトチーズ)は、中に入ったチーズがみょーんと伸びるのが魅力的

特に面白いのが、ルージュ(トマトチーズ)。中に入ったチーズがみょーんと伸びて食欲をそそる!こういうのを「萌え断」っていうのでしょうか。下の層はパイ生地になっていて、ザクサクッとした食感が最高でした。

なお、オロンジュ(ショコラオレンジ)は、オレンジの瑞々しさがチョコラの甘さを包み込むことで生まれるバランスの良い味わいが魅力的。ヴィオレ(ダブルベリー)は、とにかくベリー系の甘酸っぱさが口いっぱい広がります。

この3種はテイクアウトも可能ですが、水分の多いトマトやオレンジがのったルージュ・オロンジュは長時間持ち運ぶと、せっかくのクッキー生地の食感が損なわれそうなので、要注意かもしれません。

クッキーパレット キャラメリゼ2種

イートイン限定メニュー

こちらは、イートイン限定メニュー。写真左がドレ(アップルシナモン)、右がジョーヌ(バナナショコラ)です。

キャラメリゼの様子

このようにキャラメリゼされたうえに、アイスが添えられているということで、かなり満足感高めな仕上がりに。リンゴのしゃりじゅわ食感か、バナナのねっとりとした濃厚な味わいか……。お好みのフルーツと共に、キャラメリゼの香ばしさ、クッキーのサクサク感の融合を楽しんでみてほしいです。

クッキーパレット 各¥550
クッキーパレット キャラメリゼ 各¥770
ハイビスカス&ローズヒップティーほか、ドリンク 各550

金・土曜日の夜だけの特別メニューも……

金・土曜日の夜限定のメニュー、特別感満載……!

なんと週末の、しかも夜(17:00〜20:00限定)の特別メニューも存在しているのだとか……!これが、ランググシャー×創造性をテーマに生み出されたデセール2品。これに加えて、ペアリングドリンクも用意された豪華な雰囲気あふれるセットとなっています。

ラングドシャーの中に隠れているのは、ベイクドチーズ

ラングドシャーの中に隠れているのは、ベイクドチーズ。上にたっぷりのった柑橘類も相まってさっぱり爽やかな味わいです。

軽いのに存在感抜群の泡も、味わいにこだわりを感じる

クッキー以外の要素にも注目。軽いのに存在感抜群のこの泡は、ライム・パイナップルの味がして、すっきりしていました。

ちょっぴり贅沢で大人な時間を、「クッキーの夜会」で堪能してみては?
ヨックモックと言えばシガールの印象が強いかと思いますが、そのイメージが良い意味で変わるようなクッキーたちとの出会いが、クッキーのアトリエではあるでしょう。

感じた色をウォールアートに

お店の空間をはじめ、クッキーパレットにも詰め込まれた芸術性。観て楽しい、食べて楽しい、最後はぜひ自分の手でアート体験してみませんか?

小林さんの作品をもっと感じたい人には、大きなウォールアートが目の前に広がる席もおすすめ

先ほどご紹介した小林さんの作品を用いた巨大ウォールアート、こちら実際に私たちで色をのせることができちゃうんです!

このアトリエで感じとった色をこの中から選んで………

このアトリエで感じとった色をこの中から選んで、

幸せで温かい気持ちを、淡いイエローに託して塗っていく

幸せで温かい気持ちを、淡いイエローに託して私も塗らせていただきました。

こうやって塗っていると、なんだか童心に返った気分に浸れるなぁ……幼いころ家族でシガールを食べた日のことを思い出すなぁ……なんて思いながら、塗り絵完成です。

このポップアップショップ開催期間中に、どんな色彩画が誕生するのか。きっとお店に足を運ぶたび、変化があってドキドキしそうです!

もしもウォールアートが完全に彩色された後は、店舗で配布しているカードで塗り絵体験ができる

なお、もしもウォールアートが完全に彩色された後は、店舗で配布しているカードで塗り絵体験ができるのでご安心を……!

今回は、ヨックモック55周年企画の中の一つ「クッキーのアトリエ」をご紹介しました。美術館と聞くと堅苦しく、なかなかハードルが高いと思う人もいるかもしれませんが、このポップアップショップなら気軽に楽しくアートを体験することができそう。視覚、嗅覚、触覚など五感で味わう新感覚のスポットとして、ぜひ注目したいところです。開催期間中にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「クッキーのアトリエ」特設サイト:https://www.yokumoku.jp/55th/atelier