ついに決断を下したようだ。

 現地5月7日、ラツィオの専門サイト『LAZIO NEWS24』がイタリアの大手紙『Corriere dello Sport』の情報として、去就が注目されていたラツィオの鎌田大地が残留の意思をクラブに伝えたと報じた。

「日本人選手の契約は6月30日で満了となるが、イゴール・トゥドール監督がベンチに座ったおかげで、(前監督のマウリツィオ・)サッリ時代とは考えが変わり、ここ数時間で(会長のクラウディオ・)ロティートに契約を延長したい旨を伝えた」

 同メディアは、「元フランクフルトの選手が契約の3年条項を利用するのか、それとも2025年までのみで更新するのかはまだ分からない」と続けている。
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 フランクフルトを契約満了となった鎌田は、昨夏にラツィオと1年契約を結んだ。選手に行使可能な延長オプションがついており、元々は3年だったが、最近になって、それを1年に限定とするように鎌田側が提案したとも報じられた。

 それすれば、2025年夏に再び去就を選べるようになる。ただ、その点についてはまだ分かっていないようだ。

 サッリ前監督の下では出場機会に恵まれず、延長オプションを行使せずに退団が既定路線となっていた27歳は、イゴール・トゥドール監督の就任後は立場が激変。主軸として起用され、パフォーマンスも本来の姿に戻りつつある。

『LAZIO NEWS24』は「日本人が選んだ!」と興奮気味に、このニュースを伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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