ガンバ大阪は5月26日、J1第16節でFC東京と敵地で対戦。途中出場の山田康太の決勝点で1−0の勝利を収めた。

 スコアレスで迎えた85分、ウェルトンのマイナス気味のパスを受けた山田が右足を振り抜き、ネットを揺らす。試合後のフラッシュインタビューで、山田は次のように自身のゴールを振り返る。

「相手も少し足が止まっているかなと入る前から思っていて、ゴール前に入っていくというよりかは、1つ下のスペースで受けて、何かプレーしたいなと思っていた。監督からは『シュートを打ってほしい』ということを言われていて、それのおかげかな、と」
【動画】ウェルトンのラストパスから山田康太が決勝点!
 今季に柏レイソルからG大阪に加入。待望の移籍後初ゴールだ。

「僕自身、怪我で離脱したりとか、なかなかコンディションが整わないとか。ガンバに来て、大きく貢献できているかって言われた時に、あまり充実してはいなかったので、個人的には。これを機に、ガンバの一員として、常に上位争いをしていけるように、強いガンバになりたい」

 しばらくピッチを離れていたが、5試合ぶりにメンバー入りして、復帰戦でさっそく目に見える結果を出した。

「自信を持ってプレーしているし、プレーできる状態なら活躍できる自信はある。もっと、普段のサッカーに対する姿勢とか、もっともっとガンバのためにっていう想いを持って、やっていけたらいいかなと思います」

 チームは連勝&5戦負けなし。勝点28で4位につけている。24歳の技巧派MFは「先を見るというよりかは、1試合1試合、ガンバらしく戦っていければ、結果はついてくるのかなと思うので、これからも頑張りたい」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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