ブラジル・メディアの『グローボ・エスポルチ』は24日、サウジアラビアのアル・ヒラルがジョルジェ・ジェズス監督のもと成し遂げた公式戦34連勝がギネス世界記録に認定されたと報じた。


 1954年生まれで65歳のジェズス監督はポルトガルの出身で、現役時代はMF。1990年に監督のキャリアをスタートさせると、国内のクラブを渡り歩いた。ベレネンセスとブラガで評価を高めて、2009年にベンフィカの監督へ就任。在任6年間で3度のリーグ制覇を含む9つのタイトルを獲得。2015年からスポルティングを率い、FW田中順也も指導した。その後、アル・ヒラル、フラメンゴ、ベンフィカ、フェネルバフチェを率い、今季はじめに再びアル・ヒラルの監督に就任していた。


 報道によると、アル・ヒラルは24日にホームで行われたサウジ・プロリーグ第33節アル・タエー戦(3−1でアル・ヒラルが勝利)のあとにリーグ優勝を祝うセレモニーを開催。その際アル・ヒラルは、ジョルジェ・ジェズス監督のもとチームが成し遂げた公式戦34連勝が、「世界最多連勝」としてギネス世界記録に認定されたとし、その認定証の授与式も行った。



【写真】ギネス世界記録に認定されたことを伝えるアル・ヒラル公式X