FAカップ決勝の結果によって来シーズンの欧州大会に出場するプレミアリーグの7クラブが決定した。


 史上初のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティが、すでに来季チャンピオンズリーグ(CL)出場を決めていたことから、仮にFAカップを制した場合には、リーグ6位のチェルシーがヨーロッパリーグ(EL)の出場権を、7位のニューカッスルがヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権をそれぞれ獲得することとなっていた。


 そんななか、FAカップ決勝が25日に行われ、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが対戦。30分にアレハンドロ・ガルナチョのゴールでマンチェスター・ユナイテッドが先制すると、39分にはコビー・メイヌーが追加点をマーク。一方のマンチェスター・シティは87分にジェレミー・ドクのゴールで1点を返したものの、追いつくことはできず、マンチェスター・ユナイテッドが2−1で8シーズンぶりのFAカップ制覇を果たした。


 この結果、今季プレミアリーグ発足以降、クラブ史上ワースト記録となる8位フィニッシュとなったマンチェスター・ユナイテッドが来季のEL出場権を獲得。チェルシーはECLに出場することになった一方、今季CLに出場していたニューカッスルは来季の欧州大会に出場することはできなくなった。


 なお、チェルシーのクラブ公式サイトによると、同クラブはECLのプレーオフから参戦することになり、2試合合計で勝利すれば本大会のグループステージに参戦することになるという。プレーオフの試合は8月22日と29日に行われ、対戦相手は8月5日に行われる組み合わせ抽選会で決定するようだ。


 来季欧州大会に出場するプレミアリーグのクラブは以下の通り。


チャンピオンズリーグ(CL):マンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、アストン・ヴィラ

ヨーロッパリーグ(EL):トッテナム、マンチェスター・ユナイテッド

ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL):チェルシー



【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド