コントレイル、エフフォーリアも該当したデータ

5月26日(日)に東京競馬場を舞台に争われる日本ダービー(GⅠ・芝2400m)。7000頭超の頂点に立つ世代最強馬を決める大一番だ。古くはトキノミノルやシンボリルドルフ、スペシャルウィーク、2000年以降ではディープインパクト、牝馬のウオッカ、ドウデュースなど数多くの名馬たちがダービー馬の名誉を勝ち取った。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ジャスティンミラノ

●短評
デビュー以降、共同通信杯、皐月賞と無傷の3連勝を果たした友道康夫厩舎の管理馬。前走の皐月賞は逃げ馬が前半5F57.5秒ととばすなか、道中5番手を外から先行。早め先頭から抜け出したジャンタルマンタルをゴール前で華麗にかわしての勝利。レコード更新となった1:57.1の走破時計も優秀で、クラシック戦線“暫定王者”としての実力を疑う余地はない。当然、優勝候補の一角だ。

東京コースで行われた2走前の共同通信杯では、スローペースの展開で上がり3F32.6とキレる末脚も見せており、東京替わりについてもプラスに働きそうだ。さらに、今回は逃げ馬不在でスローペースが予想される。先行力ある本馬には好材料で、スローからの瞬発力勝負だった共同通信杯の再現となれば二冠達成の可能性はグンと高まる。

●データ
過去10年、皐月賞で2番人気以内だった馬はダービーで【3-5-1-8】連対率47.1%と優秀で、クラシック戦前の評価は直結する傾向にある。さらに「皐月賞を2番人気以内で勝利かつ今回継続騎乗」まで条件を絞ると【1-3-0-0】勝率25.0%、連対率100%と連軸としては鉄板級のデータが出現する。近4年では、20年1着コントレイル、21年2着エフフォーリアなど3頭が該当、近年のトレンドとしても心強い。

また、管理する友道康夫調教師は現役最多のダービー通算3勝を誇る名伯楽。直近10年で当日5番人気以内だった場合は【3-0-0-1】、3番人気なら2戦2勝と負け知らず。上位人気濃厚のジャスティンミラノにとって鬼に金棒だ。

AI予想エンジンKAIBA
◎ジャスティンミラノ
◯ダノンエアズロック
▲シュガークン
△レガレイラ
×シックスペンス

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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