◇明治安田J1リーグ第12節 町田3―0京都(2024年5月6日 サンガスタジアム)

 町田が外国籍選手の3発競演で京都に快勝した。2連勝で8勝1分け3敗、勝ち点を25に伸ばし、前節奪い返した首位をガッチリとキープした。

 今季初の中2日の過密日程ながら、黒田剛監督は「100点満点でもいい」と評価した3日柏戦と全く同じ11人を先発起用した。前半22分、FW荒木駿太の左クロスをFWオ・セフンが頭で難なく押し込み先制。後半19分にはFWナ・サンホが鮮やかな切り返しから右足シュートで追加点を奪い、同30分には途中出場のFWミッチェル・デュークが敵陣FKの流れから今季初得点でダメ押しした。

 U―23アジア杯カタール大会で優勝に貢献し、4日深夜に帰国したFW平河悠とFW藤尾翔太もさっそくベンチ入り。平河は後半開始、藤尾は同15分からピッチに入った。平河は左サイドMFで果敢に仕掛け、藤尾は2トップの一角から終盤にはU―23代表で任される右サイドMFの位置に回り、それぞれチャンスを演出した。