◇欧州CL準決勝第2戦 Bミュンヘン1―2Rマドリード(2024年5月8日)

 サッカーの欧州CL準決勝第2戦が8日に行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が敵地でレアル・マドリード(スペイン)に1―2と逆転負け。後半43分まで1点リードするも途中出場のFWホセル(34)に2得点され、2戦合計3―4。勝利を目前にして悪夢の準決勝敗退となった。

 試合後、トゥヘル監督は「DAZN」のインタビューに応じ「とても痛い。回復には時間がかかるだろう」と落胆の色を隠せず。

 続けて「もちろん、(敗戦を)受け入れるのは難しい。でもそれが現実というものだだ。後悔はない。しかしその一方で、(チームには)あまりにも多くの怪我があった」と前半途中で負傷交代となったFWニャブリなど怪我人を多く抱えるチーム状況を嘆いた。

 痛恨のファンブルによって同点ゴールを献上してしまったGKノイアーについては「この試合で我々を何度も救ってくれた傑出した存在だったマヌ(ノイアー)が、あと100年は犯さないだろう間違いを犯した」と持論を展開し、守護神の奮闘をねぎらった。