卓球の「サウジスマッシュ2024」は6日、女子シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング23位の木原美悠(木下グループ)は同7位のシン・ユビン(韓国)と対戦。3−0で勝利し、ラウンド16へ勝ち進んだ。

■長﨑に続いて強敵を下す

1回戦では長﨑美柚(木下グループ)との“同士討ち”を制し2回戦へ。迎えた相手は韓国のエースとなった。

第1ゲームから主導権を握ったのは木原。3勝1敗と得意にしているシン・ユビン相手に的確なラリーに対応を見せ、11−5で奪取する。

第2ゲームも木原のペースは変わらず。シン・ユビンは首をかしげる場面も見られるなどサービス、レシーブともに冴え、木原が11−5で王手をかける。

第3ゲームはシン・ユビンもリズムをつかみ、リードする展開に。しかし、台上でのプレーは木原が優位に立ち、5−6となったタイミングで相手のタイムアウトを引き出す。その後同点に追いついた木原は、鋭くつかれたミドルにも対応し逆転。11−7で奪取し、ストレート勝ちを収めた。

木原はラウンド16に進出し、試合後は「シン・ユビン選手に3−0で勝ててうれしい」と語った。なお、木原は勝ち上がり次第では伊藤美誠(スターツ)との対戦の可能性を残している。