ブレーブスマルセル・オズナ外野手が8日(日本時間9日)、本拠地トゥルーイスト・パークでのレッドソックス戦で1試合2本塁打を放った。これでドジャースの大谷翔平投手を抜き去り、メジャー単独トップの12本塁打となった。

■昨季はナ・リーグ5位の40本塁打

この試合「5番DH」で出場したオズナは、初回の第1打席で右翼への11号3ランを放つと、第2打席には中堅へ12号ソロと絶好調。昨季は同僚のロナルド・アクーニャJr.外野手に次ぐ、ナ・リーグ5位の40本塁打を記録。今季も強力ブレーブス打線の中軸を担い、本塁打、打点部門でナ・リーグトップに立っている。

オズナは2013年のメジャーデビューから、2017年までマーリンズに所属。イチローを師と仰ぎ、ブルワーズの主力となったクリスチャン・イエリッチ外野手とヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手とともに、強力な“外野手トリオ”を形成していた。

ブレーブスには昨季のナ・リーグMVPアクーニャJr.に加え、本塁打王のマット・オルソン内野手など30本塁打を打てるスラッガーたちがズラリと揃う。この日の大谷は、本拠地でのマーリンズ戦に「2番DH」で出場するも、2試合連続のノーヒット。少し足踏みをしただけで、強力なライバルたちが次々と迫ってくる。