「絶対に負けられない戦い」に向け盛り上がりは最高潮です。11日に行われる仙台一高・二高定期戦を前に、両校の生徒が仙台市中心部を「行進」し伝統の一戦をアピールしました。

大友惇之介記者:
「仙台市内のアーケードです。たった今、応援団を先頭に生徒たちが入ってきました」

TBC

声を張り上げながらアーケードを練り歩く生徒たち。仙台一高・二高の野球定期戦を前にした伝統の「行進」です。生徒が思い思いのコスプレ姿で行進するのも特徴です。メッセージが書かれた看板を手にアピールしました。

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仙台一高生:
「全部において一高の方が勝っていると思うので!すごく楽しみだしもちろん一高に勝ってほしい」
仙台二高生:
「僕、一高が家に近くて、いつも男と女一緒にいて調子に乗っていると思うので、ボコボコにしていきたいと思います(笑)」

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1900年に始まった伝統の「仙台一高・二高定期戦」は「杜の都の早慶戦」とも呼ばれています。その魅力の一つがそれぞれの応援スタイル。

仙台一高は黒く荒々しい風貌の「バンカラ」。

対照的に仙台二高は白い制服を身にまとった「ハイカラ」です。

去年は、一高が1対0で勝利していて、戦後の対戦成績は一高が35勝、二高が32勝となっています。

行進見ていた娘が一高生の人:
「応援歌の練習とかも大変みたいで。昼休みにあるとか、覚えなきゃとか言っていた。初めて来たがびっくりした」
息子と娘が二高生の人:
「主人も二高出身で…。完全に二高寄りですよね」

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西公園に着いた両校の生徒たちは名物の「ヤジ合戦」で互いにメッセージをぶつけ合いました。

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79回目となる仙台一高・二高定期戦は11日、楽天モバイルパーク宮城で行われます。