欠場続くナダル
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男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は10日、自身のSNSを更新し、今月15日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)での復帰を切望していることを明かした。

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37歳のナダルは今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。その後、公式戦の欠場が続いている。

今月5日には過去11度の優勝を誇るロレックス・モンテカルロ・マスターズの出場も見送っており、SNSでは「身体がどうしても許してくれません」と苦しい胸の内をつづった。

2024年シーズンで現役を引退する可能性があると発言しているが、今季はまだブリスベン国際のみの出場にとどまっているナダル。それでも今回、過去12回の優勝を誇るバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルの会場に登場し、トレーニングを行っており、SNSでは同大会での復帰を熱望していると明かしている。

「バルセロナからこんにちは。最初のトレーニングセッション。大会が始まる数日前にここに来ることができて興奮している。プレーしたいという気持ちで様子を見に来た。またお知らせするよ。重要なのは僕がプレーできないと言いたくないということ。そうならないことを願っているよ。また会おう」

ナダルはバルセロナでマッチ通算66勝4敗と圧倒的な成績をマーク。最後にトロフィーを掲げてたのは2021年であり、錦織圭やC・ノリー(イギリス)らを下し決勝進出。最後はS・チチパス(ギリシャ)との激闘を制し優勝を飾っている。