現地4月20日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦とのダブルヘッダー2戦目に先発したシカゴ・カブスの今永昇太が、6回を投げて3勝目を挙げた。4回に2失点、6回にはMLBで初めて本塁打を浴びて自責点2を記録したものの、打線の援護を受けて勝利投手となった。

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 MLB1年目ながら、4度の先発で3勝を挙げた日本人左腕を『MLB.com』が賞賛。「信じられないほど素晴らしいパフォーマンスを見せたルーキーのひとりが、イマナガだ。過去3回の先発登板で完璧な成績を収めていたが、それはさらに続いた」と高評価した。

「イマナガは被安打5の3失点(自責2)、無四球、奪三振5。MLBキャリアで初めていくつかのトラブルに直面したにもかかわらず、重要な場面で踏ん張ってアウトを重ねた。4試合を終えて21回1/3を投げて、防御率は0.84。1〜2試合に続いて、またも四球はゼロだった」
  今永の3勝目は、味方の打線のおかげだった。ラストイニングとなった6回表を終えた時点で、カブスは1対3と負けていた。しかし6回裏に打線が爆発。先頭の9番アレクサンダー・カナリオがソロ本塁打を放って2対3と1点差まで追い上げた。

 さらに、1死二、三塁で4番マイケル・ブッシュの適時打が飛び出して4対3と逆転。5番のギャレット・クーパーも適時打で続いて5対3とリードを広げ、6回裏に逆転したことで、今永に勝ち投手の権利が転がり込んだ。

 カブスのクレイグ・カウンセル監督は、カナリオやブッシュらの活躍とともに、「ショウタはいい投球をした。素晴らしい仕事だったね」と先発左腕を称え、主砲コディ・ベリンジャーも「(彼らは)間違いなくチャンスをものにしている。みんな信じられないようなプレーぶりだ。素晴らしいね」と語った。

構成●THE DIGEST編集部

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