ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地5月14日、敵地オラクル・パークでのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先制の12号ソロを含む5打数3安打2打点の大活躍を見せ、チームの10対2の勝利に大きく貢献した。

【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も 6試合ぶりの一発は“スプラッシュヒット”寸前となる飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大アーチ。現地メディア、そしてファンもSNSを通じて驚愕の声を上げたが、たまらないのは対戦相手のジャイアンツだ。というのも、今冬ジャイアンツはドジャースとともに大谷に大型契約のオファーを提示したチームだったのだが、周知のごとく争奪戦に敗れ、同地区のライバルに球界の至宝を奪われていたからだ。

 MLB公式サイト『MLB.com』のドジャース担当記者は、「ジャイアンツは満場一致で2度のアメリカンリーグ最優秀選手を獲得する代わりに、今後10年間、オオタニがドジャースのユニホームを着るのを少なくとも年に12回見なければならないことになった」と厳しい現実について綴ると、その大谷が今シーズンのジャイアンツ戦5試合のうち、3試合でマルチヒットを記録し、本塁打も2本放って大活躍していることを紹介。

 さらに同記者は、ドジャースがア・リーグMVPを2度獲得した大谷からの恩恵を享受するのに時間はかからなかったとする一方で、「ジャイアンツがそうなるはずだったと嘆くのにも時間がかからなかった」と痛烈な皮肉を放っている。

 打率.361、本塁打12、OPS1.108はいずれもナ・リーグトップ。大谷自身は、超大型契約に見合う堂々の活躍をみせている。

構成●THE DIGEST編集部

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