MLB1年目ながら8度の先発登板で無傷の5勝を挙げ、防御率は驚異の0.96を記録しているシカゴ・カブスの今永昇太に、2023年のナ・リーグMVPが賛辞を贈った。米メディア『FanSided』のスコット・ログスト記者は5月14日、「カブスのエース、イマナガが球界最高の選手のひとりから称賛を受けた」と伝えた。
【動画】強豪ブレーブスを相手に5回無失点と好投した今永をチェック!

「ロサンゼルス・ドジャースは、ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモトと契約した一方、カブスとイマナガの4年総額5300万ドル(約80億円)の契約は、マウンドでの圧倒的な姿を見る限り、“窃盗レベル”の安値だったことが証明された。カブスは今冬、最高の投手を獲得した」

 同メディアが今永を称賛したように、MLBの選手も日本人左腕を高評価している。今永は現地5月13日に強豪アトランタ・ブレーブスと対戦し、5回98球、8奪三振、被安打7、無失点と好投した。
 「ブレーブスとの試合後、イマナガはカブスのチームメイトだけでなく、23年のナ・リーグMVPを受賞したスーパースター、ロナルド・アクーニャJr.からも称賛を受けた。アクーニャJr.は“素晴らしい投手で、本当にいい投球だった。彼の功績をすべて認めなければいけない”と賛辞を贈った」

 今永はアクーニャJr.と3打席対戦し、四球、空振り三振、右飛と無安打に抑えた。同メディアは、「球界最高の選手から尊敬を集めたイマナガは、白星こそつかなかったが、いい投球を見せた。この調子を維持できれば、長い道のりではあるが、サイ・ヤング賞と新人王を獲得する可能性もある」と、日本人ルーキーに大きな期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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