西武は1日の日本ハム戦(ベルーナ)に3―1とサヨナラ勝ち。連敗を4で止めた。

 1―1で迎えた9回に試合を決めたのは2回に1号先制ソロを放っていた4年目・若林楽人外野手(26)のバットだった。

 日本ハム3番手・齋藤の初球136球を迷いなく振り抜き大歓声に沸くレフトスタンドへ叩き込んだ。1試合2発となる2号サヨナラ2ランだ。

 ここまで7試合、26打数2安打(打率7分7厘)と苦しんでいた韋駄天が、いずれも相手投手の初球を捉え、この日の全3打点を挙げた。

 若林は「ライオンズファンの皆さん、こんばんわ! 若林楽人です」と第一声。「本当になるしかない試合だったので入ったかどうか分からなかったんですけど、よかったです。絶対に(自分に)回ってくると思っていたので無心で思いっきり行きました」と会心の一撃を振り返っていた。