東日本大震災直後から東北でボランティア活動を行っている湯河原町の梅原雄蔵さんが、今年も宮城県石巻市のヒマワリの苗を配布した。

梅原さんは、被災地から持ち帰ったヒマワリから採種。毎年花を咲かせて、苗を育て地域に配布する活動を続けている。今年は5月8日〜13日にかけて、湯河原町内の小学校3校と中学校1校、まなづる小学校と真鶴中学校に600本を配布した。

苗を受け取った湯河原中学校の漆谷義和校長は「生徒たちに震災を忘れず、東北の人たちの思いをヒマワリを通じて感じ、自分の人生を生きて行ってほしい」と話し、梅原さんは「東日本が今も復興に向けてがんばっていることを忘れないでほしい」と語った。