山形県長井市の60代女性が、SNSで、実在する著名人を名乗る者から「お金に困っている人を助ける手伝いをしてほしい」などと言われ、現金80万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。


警察によりますと先月上旬、長井市の60代女性がSNSを利用していたところ、実在する著名人を名乗る者から、お金に困っている人を助ける手伝いをしてほしいなどというメッセージが届きました。

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相手は、国内外の貧しい人へ寄付などをする活動をしていると説明し、病気の人に対する入院費や作家に対する出版費を寄付するため、送金して欲しいなどと頼んできたということです。

女性は、その人物が、実在する著名人を名乗っていたことや困っている人の助けになるならと思い、5回にわたり指定された口座に合わせて80万円を送金しまた。

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しかし、その後も相手からさらに金を送るよう求められたため家族と話し合い、警察に相談して被害がわかりました。

また、山形市では60代男性が現金252万円をだまし取られる被害が、寒河江市では20代男性が現金およそ138万円をだまし取られる被害が確認されています。

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全てSNSで知り合った人物から金銭を要求されていて、警察で注意を呼び掛けています。