日中韓首脳会談に合わせて開かれた「ビジネスサミット」で、3カ国の経済団体は共通の課題である少子高齢化への対応で協力していくことで一致しました。

 日中韓の経済団体トップが集まるビジネスサミットには、日本から経団連の十倉会長が参加しました。

 新型コロナウイルスの収束を経て、共同声明では貿易やデジタル化などで経済協力を再び活性化することを確認しました。

 また、官民を上げて取り組むべき共通の課題として急速な高齢化と出生率の低下を挙げ、ヘルスケアや製薬の分野で協力が必要だとしました。

 十倉会長は入場券の販売が課題の一つとなっている大阪・関西万博について「多くの皆様の来訪を大変、楽しみにしています」と来場を呼び掛けました。