水俣病被害者団体が発言中“マイク切り” …環境大臣謝罪も憤り「3分でしゃべれとは」

　水俣病の被害者団体が発言中にマイクを切られた問題で、8日に環境大臣が熊本に入り、直接謝罪しました。被害者側は、環境省の対応が形骸化していると怒りをあらわにしています。

■「持ち時間」3分過ぎたら…内々に決定

伊藤信太郎環境大臣

大臣自ら再び水俣市へ

　問題発生から1週間。大臣自ら、再び水俣市を訪れる事態になりました。

　発端は5月1日でした。

関係者の話を容赦なくさえぎる司会者

　司会者が水俣病の関係者の話を容赦なくさえぎります。さらに…。

「切られた、スイッチが」

過ぎたらマイクを切ると内々に決定

　問答無用でマイクのスイッチが切られました。それぞれの発言者の「持ち時間」は3分で、それを過ぎれば“マイクを切る”と内々に決めていたためです。

伊藤大臣「認識しておりません」