コストコのデリカコーナーの新作「チーズフィッシュフライ」は、ヨーロピアンスプラットと呼ばれる小魚を丸ごと調理した商品で、販売当初からチーズ風味のおいしさだけではなく栄養面でも高評価! 今回はその魅力的なフィッシュデリカを詳しくご紹介したいと思います。

コストコ歴17年目に突入したmarronroyです。初期は尼崎倉庫店、現在は神戸倉庫店に通うヘビーユーザー、コストコ商品を実際に使って食べてリアルな感想をお伝えしています。

コストコのデリカコーナーに新登場した「チーズフィッシュフライ」。ヨーロピアンスプラットを丸揚げしている商品で、衣にはピリッとスパイシーな香辛料が使われていますが、チーズがたっぷりと振りかけられていてお子さんでも食べやすい味つけになっています。手間のかかるフライ作業は不要、手軽に家族みんなで栄養補給ができますよ!

ヨーロピアンスプラットとは?

Willeroy / PIXTA

ポーランド沿岸部のバルト海や地中海北部、黒海などを中心に漁獲されている、ヨーロッパではお馴染みの食用小魚。ニシン目ニシン科に属し、「ヨーロッパキビナゴ」や「スプラット」「バルト海いわし」という別名もあります。

日本でいう「イワシ」のような位置づけの脂がのった小魚で、ヨーロッパでは揚げ物や煮物など、日常的にさまざまな調理法で食べられています。日本のスーパーでは生魚で見かけることはありませんが、アンチョビやオイルサーディンなどに加工されていることが多い魚なので、知らず知らずのうちに食しているかもしれませんね。

栄養価も高く、特にたんぱく質を豊富に含んでいるため、美容と健康の効果にも期待のできる注目度の高い魚です。

【コストコ】チーズフィッシュフライ

商品詳細

●名称:惣菜

●原材料名:ヨーロピアンスプラットの香草フライ(国内製造)(ヨーロピアンスプラット、パン粉、植物油、小麦粉、でん粉、香辛料、食塩、玉ねぎ、植物性たん白)、半固体状ドレッシング(植物油、卵、ピクルス、砂糖、卵白加工品、玉ねぎ、食塩、ケーパー酢漬、乾燥玉ねぎ、香辛料、乾燥パセリ)、レモン、グラナパウダーチーズ、パセリ/糊料(増粘多糖類)、酸味料、香辛料、着色料(カロチノイド)、酵素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・りんごを含む)

●内容量:1.3kg前後(販売パックによる)

●賞味期限:加工日含め3日

●保存方法:要冷蔵4℃以下

●購入時価格:199円/100g

●栄養成分表示(100g当たり)

熱量 324kcal、たんぱく質 7g、脂質 26.7g、炭水化物 13.7g、食塩相当量 0.96g

「チーズフィッシュフライ」はどんなもの?

1パックには、およそ35〜40本ほどの「チーズフィッシュフライ」と「タルタルソース(200g×2袋)」、くし切りの「レモン(4個)」が入っています。

フィッシュフライのサイズは、概ね9〜11cmほど。表面にはたっぷりのグラナパダーノチーズとパセリがトッピングされていることもあり、香りにはしっかりチーズが感じられます。

既に揚げて火が通っているので、そのまますぐに食べることもできますが、購入時の衣は全体的にしっとりとしているので、食べるときはリベイクがオススメ。

せっかくのアルミトレー入りなので、そのままオーブンで加熱して作り立てを味わいましょう。

〜温め方〜

蓋を取り、タルタルソースとレモンを取り出したら、トレーごとオーブンやオーブントースター、もしくはエアフライヤーで加熱します。加熱時間は任意ですが、オーブンなら180〜190℃で5〜7分、エアフライヤーなら2分程度でカリカリに仕上がります。

衣には香草を混ぜた細目のパン粉が使われていて、厚みは薄め。衣が厚くないことで、しっかりヨーロピアンスプラットも感じることができ、ちょうどよいバランスになっていると思います。

「チーズフィッシュフライ」はどんな味?

リベイクした「チーズフィッシュフライ」は、食欲をそそる揚げ物らしい香ばしい香りが漂います。ひと口食べると、ジュワッと魚の脂が広がりおいしいです。日本のイワシ同様、かなり脂がのっています。

香草フライですがハーブっぽさはなく、ほんのりチーズ風味の中にスパイシーさが感じられ、食べ終わると口の中にピリッとした余韻が残ります。

とはいえ、辛いというわけではないので、恐らくお子さんでも大丈夫でしょう。ただ大きめサイズのものは骨が若干硬めなので、その点だけは注意してくださいね。

付属のタルタルソースのテクスチャーはぽってりと重く、入っているピクルスやたまねぎ、ケーパーの味の主張は強くなく、どちらかというとマヨネーズ感が強めです。たっぷりとかけて一緒に食べると、酸味とクリーミーさがプラスされ、濃厚な味わいになります。

好みにもよりますが、ソースの量が多すぎると折角のフィッシュフライの味がかき消されてしまうので、魚そのものを味わいたい場合は控えめがオススメです。

一方レモンを絞ってかけると、一気に爽やかさがプラスされ、フィッシュフライの味が引き立ちます。筆者はこの食べ方が一番好みでした。

保存方法

自己責任とはなりますが、残った分は冷凍保存も可能です。ジップロックなどに入れて冷凍庫へ。食べるときはオーブンやオーブントースター、エアフライヤーなどでリベイクすれば、サクサクの衣が復活します。

まとめ

コストコ新作デリカの「チーズフィッシュフライ」は、日本では獲れない小魚「ヨーロピアンスプラット」を香ばしく揚げた料理です。

脂ののった魚が味わえるだけではなく、1尾丸ごと食べられるので、栄養面でも大満足のアイテム。付属のタルタルソースやレモンを使えば、一度にさまざまな味を楽しむこともできます。

ちょっぴりスパイシーな味つけは、万人受けする食べやすさ! 普段魚をあまり食べない人にもオススメですよ!

気になる人は、デリカコーナーをぜひチェックしてみてください。

marronroy
この記事の執筆者
marronroy
コストコ大好きな主婦、marronroy(マロンロイ)です。実際にコストコで購入した商品を独自にレポ、リアルな画像にこだわりつつ、コストコの魅力をブログやインスタでお伝えしています。
ブログ:息子達に残すレシピノート
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