山村浩・前海上幕僚長と笹川平和財団の小原凡司・上席フェローが9日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、護衛艦などを長期間派遣し、訓練を重ねる「インド太平洋方面派遣」の狙いなどを議論した。

 山村氏は「自由で開かれたインド太平洋の平和と安定に寄与し、各国との信頼関係を強化する。顔と顔を合わせて友達を増やし、地域の安定に寄与するために始まった」と説明した。小原氏は今回派遣される護衛艦「のしろ」について「無人機を使用した機雷排除の能力がある」と述べ、用途が広いことを強調した。