絶対の正解がなく、10人が10人の方針をもって取り組んでいるのが投資・資産運用の世界。だからこそさまざまな運用の考え方や実践例をのぞくことで、ご自身の投資の参考になるものがあるはず。

ここではAll Aboutが募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組まれているのかを紹介。

他者の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みたりするきっかけになると幸いです。

■2度目のFIREを実現した55歳男性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は福岡県に住む55歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成妻・子1人(成人・同居不明)

▼金融資産世帯年収:本人800万円、配偶者0円
世帯金融資産:現預金2000万円、リスク資産2000万円(その他アパート4棟所有)

▼リスク資産の内訳日本株:200万円(特定口座)、20万円(NISA口座)
外国株:1000万円
投資信託:800万円

過去に2度FIREしたという今回の投稿者。

「1回目は2006年に株式投資だけで生活しようと思い会社を辞めました。が、うまくいかず会社員へ戻りました。しかし不動産投資を知り、4棟アパートを保有でき、2021年に2回目のFIREをすることができました」と語ります。

■55歳・資産4000万円男性の具体的な資産運用の実践方法は?
ではどのように運用を実践していったのでしょうか。いただいた情報を抜粋します。

・2007年に購入した香港株が30倍となり億り人に
・その資金を使って不動産投資を実施
・会社員を辞め大家業を営む
・現在アパートを4棟所有

「現状はアパートで安定的に生活費を稼ぎ、株で儲けたお金をアパートを買う頭金にしています」という投稿者。

「息子の大学費用、仕送り代を不動産投資をしていたおかげで出すことができました。不動産投資をしてなかったら、奨学金を借り、息子自身がアルバイトをして生活費を稼いでいたと思いますが、コロナ禍になってしまったので、アルバイトもできなくなっていたと思うとゾッとします」

■2度目のFIREを実現した55歳男性が投資から学んだこととは?
投資の失敗もあったとういう投稿者。「2007、8年に800万円程を損切りし、外国株へ移行しました」とコメント。

ご自身の投資のスタンスを「基本的に長期運用です。10年くらい保有している銘柄もありました」と説明。

また投資において重要なことに「買うタイミングですね。リーマンショックの時はダメでしたが、コロナショックの時はWTI原油先物ETFで3倍ほど利益を得ることができました」と回答されています。

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あるじゃん 編集部