セ、パ両リーグで首位打者を獲得、WBCに3回出場した元プロ野球選手の内川聖一さん(41)が26日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」スポーツコーナーにご意見番として生出演。19日のブレーブス戦で史上3人目となる日米通算200勝を達成したパドレスのダルビッシュ有投手(37)をたたえた。

 200勝を達成した試合のVTRを見て「あっぱれ!」をつけた内川さん。11種類の変化球を操る「進化し続ける37歳」の説明後、司会のフリーアナウンサー膳場貴子から対戦経験で変化球のすごさを尋ねられ、「すごいですね。どのボールでもストライクを取るカウント球になるし、どのボールも勝負球になる。僕もどのボールをどう打ったらいいか分からなくて、表現としては打席の中でパニックです。どこに目をつけて、どこを振ったらいいのか分からない。もうどうしようもないと帰ることが多かった」と振り返った。

 駒田健吾アナウンサーから通算の対戦打率が.192であることを紹介されると「逆に.192打っていたんだなと」と振り返り、2009年WBCのチームメートに「メジャーリーガーとして各球団いろいろ行っていますが常に結果を出し続けることがすごいことじゃないかと思います」と語った。