◇26日 日本ダービー(G1・東京・芝2400メートル)

 優勝したダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田)を生産した社台ファームは2010年(エイシンフラッシュ)以来、14年ぶり7度目のダービー制覇となった。吉田照哉代表は「実力があるのは分かっていました。皐月賞を跛行でやめたんですけど、その後はすぐ治って、ちゃんと普通以上の調教ができたと聞いています」とアクシデントを乗り越えての勝利を喜んだ。

 世代の頂上決戦に「枠、展開も向いたけど、実力がないと勝てないからね。能力はずばぬけている馬だから。一昨年が3着(アスクビクターモア)、昨年は2着(ソールオリエンス)、今年は1着。良かったです」と話した。2歳の弟・ブレイントゥルー(父イスラボニータ)は美浦・久保田厩舎へ、1歳の弟は父がモーリスだ。