◇26日 中日5―0ヤクルト(バンテリン)

 ヤクルトの先発・ドラフト2位ルーキーの松本健吾投手(トヨタ自動車)が早々に天を仰いだ。中日打線相手に2イニング1/3を6安打4失点KO。失意の右腕は「本当に悔しい。また前を向いてやっていきたい」と肩を落とした。

 プロ初登板の前回はプロ野球史上初となる新人デビュー戦2桁奪三振&無四球完封勝利をマーク。今回は1回に先頭への四球から2点の先制を許した。ルーキーが2試合連続完封勝利を達成すれば史上初の快挙だったが、1987年の近藤真市(中日)以来となる新人初登板完封勝利からの2試合連続白星も逃した。

 チームは今季初となる2戦連続の零封負け。ともに同ワーストの3安打と振るわなかった。課題は打線の復調。27日のロッテ戦(神宮)からスタートする交流戦で巻き返しのきっかけをつかむ。