ソシエダはラ・リーガ最終戦でアトレティコに0-2敗戦

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、5月25日に行われたラ・リーガ最終節アトレティコ・マドリード戦(0-2)にフル出場した。ゴールこそなかったが、決定機のほかにチャンスメイクもあり、キレキレのドリブルにスポットライトが当てられている。

 久保は前半7分、右サイドで対峙したスペイン代表DFセサル・アスピリクエタをかわしチャンスを作るなど存在感を発揮。前半15分には左へと流れていた久保がヒールパスで相手の逆を突くプレーもあった。

 さらに、0-1で迎えた後半15分、久保は右サイドからカットインで切り込み相手守備3人を無効化。ペナルティーエリア手前から強烈な一発を放つも、相手GKヤン・オブラクに防がれてゴールとはならなかった。

 後半アディショナルタイムに2失点目を喫したソシエダは0-2でアトレティコに敗れ、ラ・リーガ6位で今シーズンの戦いを終えている。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は90分間の出場でボールタッチ66回、パス成功42本中33本(成功率79%)、キーパス1回、クロス成功6本中1本、ドリブル成功6回中4回、地上戦デュエル勝利数11回中8回、タックル1回、ポゼッションロスト19回という成績だった。

「U-NEXTフットボール」公式X(旧ツイッター)は、前半7分の久保の個人技のシーンを、「キレッキレの“TAKE”。久保建英 vs アスピリクエタ! 独特の間合いから一瞬の緩急で完全に置き去りに…」と取り上げていた。

FOOTBALL ZONE編集部