プレミアリーグ第36節、クリスタル・パレス対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間6日に行われ、マンUが0-4の大敗を喫した。この結果、マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督が来季以降も続投する可能性が消えたという見解を、英紙『テレグラフ』が示している。

 マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督は、ラスムス・ホイルンドやアレハンドロ・ガルナチョ、メイソン・マウントなどを先発起用。12分には、ダニエル・ムニョスからパスを受けたC・パレスのミカエル・オリーズが先制点を決める。40分には、クリス・リチャーズのアシストからC・パレスのジャン=フィリップ・マテタが追加点を決めた。さらに、58分にはC・パレスのタイリック・ミッチェルにもゴールを決められてしまう。60分にようやく動き出したエリック・テン・ハフ監督は、アントニーに代えてソフィアン・アムラバトを途中起用。しかし、66分に4失点目を喫する。エリック・テン・ハフ監督が80分にアマド・トラオレとイーサン・ウィートリーを投入したものの、マンUは0-4で大敗した。

 この結果を踏まえ、同紙はタイトルに「C・パレス戦での敗北により、エリック・テン・ハフのマンU残留の希望は消えた」とつけ、「沈みゆく監督に率いられ、崩壊しつつあるマンUにとって、この一夜は混沌のスナップショットが多すぎて、最後まですべてを把握するのが難しいほどだった」と振り返っている。FA杯の決勝戦でマンチェスター・シティに勝てば、来季のUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)出場権を獲得できるとは言え、リーグ戦で8位に沈んだことにより、エリック・テン・ハフ監督の解任論が再び熱を帯びそうだ。

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