◆米大リーグ ドジャース5―1ブレーブス(5日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が5日(日本時間6日)の本拠地・ブレーブス戦で移籍後初の1試合2発、4安打と大暴れした。元来スロースターターで6月に好調期を迎えるが、今季は5月上旬に早くも手が付けられない状態になっている。

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 ◆翔平に聞く

 ―3日(日本時間4日)ブレーブス戦で延長10回に同点打を放って以降、いい打撃が続く。

 「自分的には大きいヒットでしたし、勢いに乗るには十分な打席だった」

 ―ブレーブス戦3連勝。完璧な試合展開。

 「強いチームに対してそういう野球ができてるというのが、まず自信を持っていいと思うし、また明日からの励みにしたい」

 ―好調の要因。

 「バッティング自体の状態もいいし、試合運び自体が全体として素晴らしいので、自分の打席にもいいリズムで入れてると」

 ―逆方向への一発は好調の証し。

 「いい動きで入れてるのもそうですし、あそこにホームランが打てるという自信があれば、他の球種に対してのアプローチも自信を持ってできる」

 ―1本目の感触は。

 「遅い球に対してちょっとポイントが後ろめだったかなと。ギリギリ入ってくれたらいいなと思ってました」

 ―1日(同2日)の休養日を挟んでいい結果が続く。

 「(休養日が)休前日だったので、結果的に2日休んでフレッシュな状態で打席には立てている」

 ―安打の後も塁上でフォームを確認するしぐさ。

 「あれはあれで良かったんじゃないかなと。一番、基本的にはボールは見送るべきなので。けっこうプレートからも離れてましたし、当てれば一番良かったんですけど、追い込まれていたのでいろんなボールをケアしながら、あのコースに対しての最大限のアプローチはできた」