◆東都大学準硬式野球春季リーグ戦1部 中大9―0帝京大 2回戦(7日・スリーボンドベースボールパーク上柚木)

 カード連勝で、中大が9季連続71度目の優勝を決めた。勝てば優勝が決まる試合で、先発を任されたのは大山北斗(3年)=興南=。「悪天候が予想される中で自分なりに良いピッチングが出来たかなと思います」と、三塁を踏ませぬ好投で、9回98球完封勝利。大一番でマダックス(100球未満での完封)を達成し、優勝に花を添えた。特に先制点をもらった4回以降、許した安打は1本のみと完璧な投球を披露した。

 打線は3回、エラーを絡め1点を先制すると、6回は2死三塁から、4番・佐竹秀也(4年)=県岐阜商=の中前適時打でリードを広げた。7回には、無死満塁で9番・吉井愛斗(2年)=中越=が、ツーランスクイズを決めるなど4得点。勢い止まらず8回にも3点を加え、9―0と圧勝した。