◆米大リーグ ドジャース3―1マーリンズ(8日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打で、4月28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦以来、出場した試合では8試合ぶりに出塁なしに終わり、安打は2試合連続で出なかった。2試合連続無安打は今季初。チームは接戦を制して今季最長7連勝で、貯金も今季最多13となった。

 この日の試合が始まる前の時点で、大谷の11本塁打はMLB全体で単独トップだった。だが、大谷が2試合連続ノーアーチに終わると、20年本塁打王のブレーブス・オズナ、昨季打点王アストロズ・タッカーがともに本塁打を放ち、11発で大谷、オズナ、タッカーの3人が並んだ。タッカーはリーグが異なるが、大谷の2年連続本塁打王へ向けて、ブレーブス・オズナは37打点(大谷は27打点)で打点部門でもトップに立つ2冠で、強力なライバルになりそうだ。