F1モナコGPの予選が行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。2番手にはマクラーレンのオスカー・ピアストリ。RBの角田裕毅は8番手だった。

 モナコGPの舞台であるモンテカルロ市街地コースは、狭く、しかも曲がりくねっているということもあり、コース上でのオーバーテイクが非常に難しい。そのため、予選の順位が通常よりもかなり重要になってくる。

 そのため各車とも予選Q1開始直後からコースインし、可能な限り周回を重ねて、ひとつでも上の予選順位を狙った。

 そのQ1から波乱があった。初日から好調そうだったアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが16番手で脱落しただけでなく、レッドブルのセルジオ・ペレスも18番手で姿を消した。

 Q3では、1回目のアタックを終えた段階で首位だったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。各車が一度ピットに入り、残っていた新品ソフトタイヤの最後の1セットを投入した。

 最後のアタックでも、ルクレールがアタックラップまとめ上げ、2023年のラスベガスGP以来となるポールポジションを獲得した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は最終アタックでウォールにヒットしてしまい、6番手止まり。連続ポールポジションの記録が潰えた。角田は8番手となり、決勝レースをグリッド4列目からのスタートとなった。