楽天藤井聖投手(27)が7日、秋田のマウンドで連敗ストッパーになることを誓った。

先発する8日オリックス戦(秋田)に向けて楽天モバイルパークで前日調整。チームは今季3度目の3連敗と苦しんでおり「どうしても勝ちが欲しいと思うんで、勝利につながるピッチングっていうのを心がけてやっていきます」と力を込めた。

楽天にとって2年ぶりの秋田主催試合。藤井自身は初めて同地を訪れるという。「せっかく秋田でやるんで、情けない投球はできないなっていう。どんな時でもそうなんですけど、特に気合が入る感じはします」と話した。

オリックスには18年夏の甲子園で金足農(秋田)を準優勝に導いた吉田輝星投手(23)がいる。「うわさに聞くと、(22年6月の日本ハム戦は)ホーム開催なのに吉田輝星(当時日本ハム)のファンが多くて、完全アウェーだったって聞いたんで、今年は楽天ファンが来てくれると助かるなっていうのはあります」とジョークを飛ばした。

今季は4試合に先発して1勝1敗、防御率3・79。前回登板の1日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)は勝利投手にはなれなかったが、5回無失点と好投した。今季最長は5回ということもあり「常に行けるところまでと投げてるんですけど、僕の実力不足で投球内容が悪かったりして、それ以上投げさせてもらえてないんで、しっかりとしたピッチング内容で6回、7回といけるような信頼を得られるように頑張りたいです」と意気込んだ。