ラグビーのリーグワン1部、プレーオフ(PO)に進出した4チームの主将が8日、東京都内で記者会見した。

東京サントリーサンゴリアス(東京SG)からは、フッカー堀越康介主将が登壇した。

19日に行われる準決勝は東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)との「府中ダービー」。今シーズンは2戦2敗の難敵が相手だ。

ダービーは「特別、気合の入り方が違う」とした上で相手の印象について問われると「フィジカルが強く、多彩な攻撃がある。しっかり対策したい」と答えた。

戦いのキーマンにはSO高本幹也(23)とSH流大(31)を挙げた。「高本は今季デビューにもかかわらずチームを引っ張ってくれる存在、彼には期待している。流さんはリーダーシップがすごい、いるといないのでは大きな違い」とした。

その一方で「彼らに頼らず、100%の準備をしてサンゴリアスのラグビーを見せたい」と意気込んだ。

ここを勝てば自身が「雰囲気が違う、鳥肌の立つスタジアム」と語る新国立競技場での決勝が待っている。「まずは目の前の試合に全力で」難敵が相手となるダービーで勝利を目指す。【深田雄智】