JR東海は、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事を進めている岐阜県瑞浪市で、共同水源などの水位低下を確認したと明らかにしました。

JR東海によりますと、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事を行っている瑞浪市で、共同水源と個人用の井戸、ため池のあわせて14か所で水位の低下を確認したということです。一部は、枯渇して使用できなくなっています。

JR東海は、掘削工事が影響した可能性があるとして13日、住民説明会を開き、代わりの水源の確保や井戸水を上水道に切り替えるなどの対応を進めています。

井戸が枯れた住民

「水がなくなったら困るんですけど、枯れたその日にJRが工事してくれた」

トンネル掘削工事は状況を見ながら、慎重に続ける予定です。