木村拓哉主演、希望と再生のヒューマンエンタメ大作『Believe−君にかける橋−』(脚本/井上由美子)。

本日5月23日(木)、その第5話が放送される。

東京都の一大プロジェクトである「龍神大橋」の建設現場で、死者をも出す崩落事故が発生。組織を守ろうとする会社からの要請で、橋を設計した全責任を被り投獄されることになった主人公・狩山陸(木村)。

しかしその直後、妻・狩山玲子(天海祐希)が病で余命いくばくもないことが判明。妻にとって恥ずかしくない男でいたい…そしてもう一度、妻にしっかりと寄り添いたい――その一心から決死の覚悟で脱獄し、無実を証明するため命を削る逃走劇を繰り広げてきた狩山。

誰が本当の敵で、誰が本当の味方か? 回を重ねるごとに周囲の人間の知られざる思惑も徐々にあぶり出され、意表を突く展開を繰り広げてきた『Believe』。

本日放送の第5話で、壮大なドラマの第1部が完結。まるで先の読めない未来に向け、重大な分岐点となる展開が狩山と玲子を襲う。

◆玲子が倒れる!? 夫婦の運命やいかに

第5話では、恐れていた事態がついに発生。がんを患いながらも、看護師長として勤務先では患者第一、気丈に振る舞いながら職務をまっとうしてきた玲子。そんな彼女が、とうとう倒れてしまう。

一方、どこまでも執念深く、脱獄した狩山の足取りを追う刑事・黒木正興(竹内涼真)。

そんななか、危機一髪で追っ手から逃れ続けてきた狩山も、ついに万事休す――逮捕目前の緊急事態に直面してしまう。

長い結婚生活でいつしかすれ違いが生じながらも、根底では誰よりも互いの人間性を深く理解し、今も強い絆で結ばれている狩山と玲子。

丁々発止のやりとりのなか、共に手を取り合い度重なる危機を乗り越えてきた2人は、もう会えなくなってしまうか…。限界ギリギリの局面を迎える夫婦の運命に注目だ。

◆ラスト5分、見逃せない衝撃展開

さらに、今回は注視すべき人物がもうひとり――前回放送された第4話のラストで登場し狩山を拉致した“謎の男”半田豊(田中哲司)だ。

第5話では半田が、脱獄の際に負った深い傷のせいで身動きもままならない狩山を静岡へと連れ去り、自宅でかくまうことに。しかも何が狙いか――「あんたに頼みたいことがあって連れてきた」と告げる。

半田の“真の目的”とは一体? そして、狩山に襲いかかる逮捕の危機に、半田は関係しているのか――物語をさらに目まぐるしく変転させる半田の動向に要注意だ。

そして第5話の“ラスト5分”には、物語を180度転換させる怒涛の展開が待ち受ける。