25日に行われたバルセロナ対リヨンのUEFA女子チャンピオンズリーグ決勝。

バルサは2023年度の女子バロンドール受賞者であるスペイン代表MFアイタナ・ボンマティのゴールで先制する。後半アディショナルタイムには、2021年と2022年のバロンドール受賞者であるアレクシア・プテラスが決定的な追加点を奪取。2-0で勝利したバルサが、通算3度目となる優勝を成し遂げた。

バルサDFルーシー・ブロンズは「彼女がこのチームのキャプテンであり、バルサの女王であるのには理由がある。彼女はこのチームをずっと信頼してきたし、今日は2連連続でバロンドールを受賞したワケを見せつけた。CL決勝の最後にチームが追い詰められていた時にそれをやってのけ、勝利を決定づけた。素晴らしかった」とプテラスを賞賛していた。

優勝したバルサ女子は、決勝までの50試合でわずか1敗(211得点18失点!)と圧倒的な強さを誇っていたが、それを見せつけた形。

リヨンMFダニエレ・ファンデドンクは「中盤が少し下がってしまい、強みにしているプレッシングが適切にできなかった。バルサを賞賛する、彼女たちは素晴らしかった。もう少しプレッシングができれば、違いになったかもしれない」とこぼしていた。