ブラジル1部グレミオとキットサプライヤーのUmbroは24日、カップ戦優勝35周年を記念した2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
売り上げの一部は、リオグランデ・ド・スル州を襲った洪水災害の被災者支援に充てられる。

Gremio 2024-25 Umbro Home





グレミオ 2024-25 Umbro ホーム ユニフォーム

24-25新ホームユニフォームは、ブルーとブラックをメインとした伝統のストライプ柄を採用。このユニフォームは2024年に行われる1部リーグのセリエA(ブラジル全国選手権)、例年1月に開幕するカンピオナート・ガウショ(リオグランデ・ド・スル州選手権)などで使われる。



今回の新ユニフォームは、ブラジルのカップ戦「コパ・ド・ブラジル」初優勝から35周年を記念したもの。シャツには薄っすらと優勝カップを透かしで落とし込む。



グレミオは1989年のコパ・ド・ブラジルで初めて決勝に進出し、スポルチ・レシフェを下して初優勝を成し遂げた。その後も1994年、1997年、2001年、2016年にタイトルを獲得し、これまでに5回の優勝を誇る。ちなみに現時点での最多優勝回数はクルゼイロの6回なので、あと1回で肩を並べることになる。

その初優勝から35周年を記念し、シャツの前面にはブラジルの地図と優勝年「1989」をデザインした特別なパッチを装着する。



本来ならこのユニフォームはもう少し早い時期に発表される予定だったが、ホームタウンが属するリオグランデ・ド・スル州で4月末から続いた豪雨がもたらした、ブラジル史上最悪とも言われる大洪水災害により延期されていた。このユニフォームの売り上げの一部は、その被災者支援に充てられる。



リーグ優勝もさることながら、6回目のコパ・ド・ブラジル優勝にも期待がかかる24-25シーズン。新ユニフォームはクラブ公式オンラインストア、ブラジルUmbroオンラインストア他で販売を開始している。