[11日 ロイター] - 米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーは11日、今月3日に台湾で発生した地震により1四半期分のDRAM生産が最大で1桁台半ば減少するとの見通しを示した。

同社は台湾の4カ所に拠点を持つ。地震発生後にDRAM生産は完全稼働に戻っていないが、長期的なDRAM供給能力に影響はないとした。

マイクロンの株価は人工知能(AI)向け製品の需要拡大期待で年初から急騰している。

複雑なAIアプリケーション開発を可能にする「広帯域メモリー(HBM)」の生産が台湾地震の影響を受けるかは明らかにしていない。