[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比260円23銭高の3万8645円96銭と、続伸してスタートした。米国市場で消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けて株高となったことを好感する動きが先行した。一時500円超高に上値を伸ばしたが、その後は伸び悩んでいる。

米半導体株が上昇したことは指数寄与度の高い半導体関連株を支援し、東京エレクトロンなど半導体関連は総じてしっかり。主力株はトヨタ自動車が軟調な一方、ソニーグループは堅調となっている。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小高い。ソフトバンクグループは堅調。

個別物色は活発。前日に決算を発表したリクルートHLDGは急伸している。