「バイきんぐ」小峠英二(47)が10日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演。米ニューヨークで体験したセレブパーティーの驚がくの値段を明かした。

 「今年の年末年始、ニューヨークに行ったのよ。初めてのニューヨークで」と切り出した小峠。「タイムズスクエアのカウントダウンがめちゃくちゃ有名で、世界一のカウントダウンと言われていて、全世界から100万人くらい集まるらしいのよ。広場があって。昼間からカウントダウンのために並ぶのよ。トイレとかに行けないから、1回出ちゃうと、もう入れない。トイレに行けないから、みんなオムツとかはいてるの」と説明した。

 そんなイベントを「俺もせっかく行くんだったら、体感したい」と小峠。それでも「さすがにしんどい、オムツはいて何時間も待つのは」と思ったそうで「たまたまタイムズスクエアの真ん中のホテルが取れて、そのテラスからカウントダウンを体感することができる」とホテルで参加することに決めたという。

 ただ、ホテルで受付をすると「そこのホテルに泊まっている人全員がテラスに出られるわけじゃない。テラスに出るには2〜3時間のパーティーに参加しなくちゃいけない」ことが判明。小峠が友人と行っていたといい、友達から「これぐらいなんだけど」と金額を見せられたが、「よく見ずにカード切った」という。その後、「あれ、さっきの金額いくらだったんだろう?」とふと思い、「パッと見たら、2人で160万円」と驚愕(きょうがく)の数字だったという。

 これにはスタジオからも「え〜!!!」と驚きの声。MCの「千鳥」大悟も「1泊?」と思わず確認。小峠は「違う違う、2〜3時間のパーティーで。パーティー参加代、160万円。1人80万だね」とあらためてパーティーだけで2人で160万円の参加費だったと明かし、「初めてそういう金額を見た時、目をこすった。本当にやるんだよ。モヤがかかるのよ。それを取り払うために、消したいから…」と苦笑した。

 そんな2人で160万円のパーティーは「食べ放題、飲み放題。(参加者も)女性はキラキラのドレス。男はスーツに蝶ネクタイ」という空間。そんな中、小峠は「俺だけ『DEAD KENNEDYS』って書いたパンクバンドのTシャツ」姿だったそう。

 「最初はみんなそんなキラキラした世界だから、気遅れしちゃって、チマチマ飲んでたんだこれはダメだと。160万円払ってんだから楽しまなくちゃいけないと思ってさ。普段飲まないマティーニとか、マルガリータとか、ホテルの酒だからやっぱうまいのよ、ガンガン飲んで。生演奏とかも始まって、それでいい感じになって、やっとスイッチが入ってきて、生バンドの前に俺は踊り狂ってった」と笑った。

 すると、逆にパーティーの雰囲気が変わったそうで「周りのセレブたちは“わけのわかんないTシャツ着てるハゲのアジア人なんだ?ただ者じゃねーぞ”ってその感じでみんな見てるのよ。世界中のセレブからせん望の眼差しで見られてたっていうのはありましたね」と明かした。