◇F1第8戦モナコGP予選(2024年5月25日 モンテカルロ市街地コース(1周3・337キロ))

 世界3大レースの1つ、F1モナコGPの予選が行われ、母国GP初優勝を狙うフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が1分10秒270で今季初、通算24度目のポールポジション(PP)を獲得した。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)はマシンをウォールに当てるミスで6番手に終わり、開幕からの連続PPが7戦連続、昨季最終戦アブダビGPからの連続PPが8戦連続でストップ。前戦エミリアロマーニャGPで93年アラン・プロストの開幕7戦連続PP、88年スペインGPから89年米国GPまでのアイルトン・セナの8戦連続PPに並んでいたが、記録更新はならなかった。

 2番手はマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)、3番手はフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)。RBの角田裕毅は8番手につけ、04年の佐藤琢磨(当時BAR・ホンダ)に並ぶ日本人ドライバーのモナコGP予選最高順位となった。予選1回目(Q1)は13番手、2回目(Q2)は9番手で通過していた。ともにモナコGP優勝経験があるアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)、レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)がそれぞれ16、18番手でQ1敗退という波乱があった。

◇予選順位

(1)ルクレール(フェラーリ)

(2)ピアストリ(マクラーレン)

(3)サインツ(フェラーリ)

(4)ノリス(マクラーレン)

(5)ラッセル(メルセデス)

(6)フェルスタッペン(レッドブル)

(7)ハミルトン(メルセデス)

(8)角田裕毅(RB)

(9)アルボン(ウィリアムズ)

(10)ガスリー(アルピーヌ)

<以下Q2敗退>

(11)オコン(アルピーヌ)

(12)ヒュルケンベルク(ハース)

(13)リカルド(RB)

(14)ストロール(アストンマーチン)

(15)マグヌセン(ハース)

<以下Q1敗退>

(16)アロンソ(アストンマーチン)

(17)サージェント(ウィリアムズ)

(18)ペレス(レッドブル)

(19)ボッタス(キックザウバー)

(20)周冠宇(キックザウバー)