9度の登板で無傷の5勝、防御率0.84と最高のMLBデビューを飾っているシカゴ・カブスの今永昇太が、米メディアを震撼させた。米人気番組『The Pat McAfee Show』に出演した際、「まだ、投げていない球種がいくつかある。それを投げる時を待っている」と語った。
【動画】奪三振ショー&咆哮! 今永昇太の好投をチェック

 この発言を受けて米メディア『FanSided』は、「ショウタ・イマナガの新たな暴露は、球界全体に恐怖を与えたはずだ。まだ投げていない球種がいくつかあるというのだ。それが本当なら不公平な話だ」と震撼した。

 さらに「イマナガは“正直に言うと、自分の成功にはかなり驚いている”と語ったうえで、“まだベストではない”とも語った。彼は本気で言っているのだろうか。こうしたコメントは他のチームを震え上がらせている」とも伝えている。

「カブスの日本人スター、イマナガは球界に旋風を巻き起こしている。オフシーズンはロサンゼルス・ドジャースと契約したヨシノブ・ヤマモトの陰に隠れていたが、シーズン開幕後に見せた投球で、彼と彼の活躍には注目せざるをえなくなった。防御率1.00を下回るの唯一の投手だからだ」
  そう記した同メディアは、「イマナガは主に、速球とスプリットフィンガーの2つの球種を使用している。また、スイーパーとカーブも投げており、これらの変化球を合わせて9パーセントの割合で投げている。速球とスプリットフィンガーはどちらも長打率が低く、打ち込むのは不可能に近い。それなのに、まだ球種を隠し持っている。馬鹿げた話だ」と、あきれ返った。

「彼が言っている“いくつかの球種”を予想するなら、可能性が高いのは速球のバリエーションだろう。シンカー系やツーシーム速球、または動くカッターを持っているかもしれない。いくつかの球種が加われば、速球はさらに打たれにくくなる」

 今永の口から飛び出したひと言が、他球団や米メディアを困惑させているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】カブス・鈴木誠也、古巣広島の“仲良し”野間峻祥をいじり散らかす「野間がホームランを打ったから雷雨がきて試合が中止に…もう打たないでください笑」
【関連記事】「今永昇太を止めるにはこれしかなかった」カブス対カーディナルスの雨天中止を米ファン揶揄「ショウタとの対戦を望んでいなかった」
 
【関連記事】「ヤンキース打線エグすぎる」「フルボッコや…」ダルビッシュ、4被弾7失点にネット騒然… 米記者「彼の日ではなかった」連続無失点も25回でストップ