シャビ監督は韓国からのオファーに感謝

今季限りでバルセロナの監督を退任することとなったシャビ・エルナンデス監督に韓国代表を率いる可能性があったようだ。

スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』によると、韓国サッカー協会は1月にシャビ監督がバルセロナ退任を発表した数週間後、監督就任のオファーを提示していたという。同監督は韓国からの関心に非常に感謝したというが、オファーは拒否して実現には至らなかったとのこと。

韓国はアジアカップでの成績不振を受け、ユルゲン・クリンスマン監督を解任するも、未だに後任探しに難航しており、暫定体制が続いている。そんな中で韓国サッカー協会は1月、シャビ監督を候補リストに入れていたようだ。

韓国からのオファーを拒否したシャビ監督は一時は残留を表明も、今季限りでの退任が決定。同監督は資金面で他クラブに劣ることから、サポーターに結果に対する我慢を求める発言を行なったことで、ジョアン・ラポルタ会長の逆鱗に触れてしまい、退任することとなった。

なお、監督の去就で二転三転したバルセロナだが、新監督は元ドイツ代表監督のハンジ・フリック氏になることが濃厚となっている。