ダノンエアズロックがV
ダノンエアズロックがV

 4日、東京11Rで行われたダービートライアルのプリンシパルS(3歳リステッド、芝2000メートル)は、先団で脚をためた1番人気・ダノンエアズロック(牡・堀)が直線で外から力強く抜け出してV。2着メリオーレムに1馬身1/4差をつけ、GⅠ日本ダービー(5月26日=東京芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。勝ち時計は1分59秒6(良)。

 このレースで騎乗機会5連勝目を決めたモレイラは「思ったよりもうまくいきましたね。外枠が心配でしたが、いいスタートを切って、いいポジションを取れましたから。スタート前やゲートの中など、前回乗った時(アイビーS)より精神的な成長も感じましたし、ここを使って次はもっと良くなりそうです」と賛辞を贈った。

 またダービーの舞台となる2400メートルについても、「まずこの馬はまだフルにポテンシャルを発揮していません。距離も問題ないですし、2000メートルよりむしろ2400メートルのほうがいいかもしれません」と歓迎の意向を示した。

 次走は未定だが、今後の動向に注目が集まる。

著者:東スポ競馬編集部