東京競馬場のパドックで出走馬を引く松山調教師(右)と池上調教師
東京競馬場のパドックで出走馬を引く松山調教師(右)と池上調教師

 JRAの調教助手や厩務員らが加盟する3労組(関東労、美駒労、関西労)が25日に待遇改善を求めるストライキを行う中、東京、京都の両競馬場では滞りなくレースが行われた。

 労組関係者が府中競馬正門前駅付近でビラを配ったり、パドックで調教師自らが馬をひいたりと、普段とは違う光景も見られたものの、JRA中央競馬会のウインズなどを含む全事業所に寄せられた問い合わせは計183件。うち苦情は1件にとどまり、おおむね影響はなかった(数字はJRA広報部発表)。

著者:東スポ競馬編集部