あなたは、次のパターンのいずれかにあてはまるでしょうか?

気分が「パッとしない人」陥りがちな思考

パターン①「これ、一体何のため?」
→ 夢や目標がない

「〜したい」「〜のためなら頑張る」と思える目標があると、人は自分を奮い立たせることができます。

それは生きるための指針であり、進むべき人生を照らしてくれるもの。

一見つまらない作業も「夢の実現に近づく」と思えば、苦もないでしょう。

裏を返せば、そもそも夢や目標がないと、つまらない作業をする理由もなく、モメンタムは高まらない。

行動できない人になるのも無理はありません。

とはいえ、「あなたの夢は?」と質問されて「私の夢は〇〇です」と即答できる人が今の日本にどれだけいるでしょうか。

特に若い世代ほど、夢や希望を持たない印象があります。

日本を含む主要6カ国の17〜19歳を対象にした意識調査(2022年発表)によれば、「将来の夢を持っている人の割合」で日本は最下位で、60%以下にとどまりました。

韓国、アメリカなど他の国では軒並み8割と、その差は明確です。

もちろん、それは現状を変える必要を感じないほど日本が豊かになった表れかもしれませんし、逆に日々の生活を送るのに精一杯で、未来のことなど考える余裕がない、「考えたところで仕方がない」と思っているからかもしれません。

パターン②「ちゃんと準備してから……」
→ 完璧主義で「愚直」になれない

基本的に、頭のいい人は慎重派の傾向があります。

「なぜ、何のためにそうするのか」

「その結果、何が起こるのか」

「どんなメリットがあり、どんなリスクがあるのか」

など、納得できる答えを手にしてからでないと、行動に移そうとしないのです。

しかし、現実の世界は予測がきかないことがほとんどです。

となると、多くの場合「まず動いてみよう」より「まずは様子をみよう」を賢い人ほど選択しがちです。